今月の言葉(12月) 「意思決定は理念から」
人生は選択の連続と言われます。そのときの選択如何でその後の状況が決定づけられ、場合によってはその人の人生をも左右するケ−スも少なくありません。したがって、選択時の決断つまり「意思決定」が非常に重要な要素であることは誰の目にも明らかです。
様々な選択の中での意思決定が、自分だけの問題として終始するものである場合は、社会的に問題となることはないでしょう。
しかし個人生活上であれビジネス上であれ、その意思決定が単なる個人の問題に止まらず、社会や組織としての決断という重要な意味を持つものであれば事は重大です。とくにビジネスのマネジメントについては、重要性が高く、しかも発生頻度は連続的であり、また早急な対応を迫られることが殆どです。
それゆえに、より迅速で的確かつ効果的な意思決定が要請されます。
ビジネスマネジメント上、より最良な意思決定をするために必要な能力として挙げられるものに、通常次の3つの要素があるといわれます。
1.理屈だけでは答えの出ない問題に的確な答えを見出す「直観力」
2.組織上層部(経営者)と組織を動かせる「説得力」
3.意思決定に伴うリスクを踏まえた上でその結果に責任を取る「責任力」
これらの能力を磨くことは大切なことです。しかしこれらの要素を司る土台となるものがあって初めてその意味を持ち、意思決定の成果がより明確に現れるといえます。
それではその土台とは何でしょうか?
また、判断に迷ったときにその決断の柱となるものは何なのでしょうか?
どんな場合であっても揺るぎない判断と決断を導き出すことができるのは、屈強な志に基づく「理念」という土台があって初めてなし得るものです。人や組織がその行動を起こすうえで、その中心となり源として存在しなくてはならないものが「理念」です。
人生において、あるいはビジネスにおいて、理念に基づく意思決定により行動を起こすことで主軸のぶれない人間及び組織が確立されるものと信じます。だからこそ「意思決定は理念から」判断すべきことを改めて認識しなければならないと思います。
今月の言葉(11月) 「失敗は成功への道しるべ」
“I have failed over and over again in my life. And that is why
I succeed” Michael Jordan
バスケットボ−ル界の“神”と称されるマイケル・ジョ−ダンの言葉に、上記の「俺は何度も何度も失敗した。打ちのめされた。それが俺の成功の理由さ」というものがあります。
マイケル・ジョーダンは1992年のバルセロナオリンピックに出場し、金メダル獲得、またシカゴ・ブルズを通算6回の優勝に導くなど、圧倒的なプレイング・アビリティで長年の間活躍しました。NBA史上最高の選手です。
「失敗の末に成功がある」という意味の言葉は、これまで多数の成功者が使っています。「失敗は成功のもと」、「失敗は成功の母」などの有名な諺もあります。これらは、やはり多くの人が言葉にするだけあって、世の中の真理を非常によく表している名言です。
スポーツの世界だけでなく、仕事、学問など、様々な場面にもこの言葉はよく使われます。発明王エジソンは、生涯で12,000回という失敗を繰り返し、その都度このやり方では成功しないことに気づき、何度も挑戦し続け、成功に導いたという話はあまりにも有名です。失敗をすることによって人はそこから学び、気づき、次の行動の糧となり、ついには成功を収めることができます。
逆に言えば、挑戦し、失敗することなしに成功することは難しいのです。
「上手くいかない」と嘆くのではなく、「失敗は成功の道しるべ」になるという気持ちでチャレンジしていきたいものです。
※NBAとは全米プロバスケットボ−ル協会(National Basketball Association)の略
今月の言葉(10月) 「 『必ず成功する』と念じていますか!」
皆さんは、職場や友人から「君はやれば出来るのに・・・」と一度は言われたことがありませんか?
人には当然、得意・不得意はありますが、自分の志した仕事や業界に飛び込んだにもかかわらず、チャレンジすることを恐れていては、成功は望めません。どんな企業組織体でも「必ず成功したい」と願って行動しているはずです。
自分の知識や能力の範囲で仕事をしていては、個人の成長はおろか、企業の存続などあり得ません。
得意と思う分野は更に探求し、苦手と感じ?†††† ?8G?@??8?8??る分野においても、「出来る可能性」を見い出せることがあるはずです。
誰もが初めて職業に就いたときは、殆ど「何も出来なかった」と言ってよいでしょう。その時、出来るかどうかは別にして、「何とかやってみたい」、「成功したい」とチャレンジしようと思ったはずです。
しかし、いつのまにか「成功したい!」という気持ちが薄れてきていませんか。これからも更に「成功」したいはずです。
「初心忘るべからず」、必ず成功する!と念じて生きるべきです。
得意なことでも壁にぶつかることがありますから、いわんや苦手なことに向かっていくのは精神的に大変苦痛なことです。
しかし、この両方にチャレンジしないことには「成功」はあり得ません。
目的に向かって果敢にチャレンジし、例え失敗しても何も恥じることなく、失敗の原因を検証して、それを活かすことが大切です。
もう一度自分の心の状態を確かめて下さい。
「自分の秘められた可能性に限界値をつくっていないか」
「実行しない理由を、不景気などの外的環境要因にしていないか」
「失敗を恐れていないか」
「誰かがやってくれるという、他人依存主義になっていないか」
今一度自分が「成功したい!」と思っていることを再認識し、壁を突き破っていきましょう!
今月の言葉(9月) 「経営の潤滑油」
人間関係を円滑に保つ上で最も大切なことは、何と言っても「気持ちの良い挨拶」である。ことに明るい笑顔で、目線を合わせてかわす挨拶は、互いの心を和ませ、コミュニケーションを円滑にする特効薬である。
職場にあって、明るく輝くまなざしで、「おはようございます」と会釈する女性に魅力を感じない男性はいないであろう。
またやさしい言葉で、「ご苦労さんでした」とねぎらう上司に反感や違和感をもつ人間はいないであろう。こと左様に、「良い挨拶」は人間関係の潤いとなり、人間同士が心の通う「こころと心の整理整頓」が行われる、まさにその瞬間である。
元来「挨拶」という言葉は、禅宗で門下の僧に押し問答して、その悟りをためすことから由来しているという。
「挨」も「拶」という字も、心を開く、押し合うという意味であって、まさに人間互いに心を開いて、心を押し合って、互いの心の一致点を見出すことが大切なのである。
経営において、コミュニケーションは業績を左右するほど重要な課題である。有効なコミュニケーションは、互いに心を開いて押し合い、一致点を見出さなければ成り立たない。
経営はまさに人である。経営の神様といわれた松下幸之助氏は、「勘定と感情の調和が必要である」とコミュニケーションの大切さを強調した。
「勘定」は計算や論理つまり「ヘッド」であり、「感情」は気持ちや心つまり「ハート」のこと。
この「勘定」(ヘッド)と「感情」(ハート)を調和して経営していく上で、心の整理整頓すなわち「気持ちの良い挨拶」は経営の大きな潤滑油となる。
今月の言葉(8月) 「整理整頓」
「整理・整頓」これは、よく耳にする言葉ですが、あなたは日頃いかがですか?
キャビネットや机にただしまっておくのは、本来の整理整頓ではありません。
必要か不要かを判断して、不要な物は捨て、活かす物は分かるようにファイルすることが必要です。
国語辞典によれば
「整理」とは、乱雑な状態に在るものに秩序を与え、すぐ利用出来たり、流れがスム−ズになるようにしたりすること。
「整頓」とは、散らかっている部屋や物などを片づけて、見た目にきれいにすること。
とあります。
仕事に関して言えば、目標・計画・スケジュ−ル等の設定、すなわち整理整頓から始まり、その確認の整理整頓に終わります。
整理整頓なくして、改善・向上はあり得ません。
整理整頓は、強くしなやかな竹木の節であり、伸びる引き金であります。
この整理整頓の基本は「決める」「戻す(活かす)」「捨てる」ことです。
またこの他に、「時間の整理整頓」はできていますか?
明日やればいいと、後回しにしていることはないでしょうか。 後回しにすると、 その整理整頓に時間、手間が二倍にも三倍にもなってしまいます。
それから「心の整理整頓」は最も大切なことだと思いますが、普段気にとめていますか?
「忙しい」という字は、心を亡くすと書くように、 仕事の段取りや、人に会うための心構えなど、一つひとつゆとりをもって準備することが行動の基本です。
このように物、時間、心などあらゆる「整理・整頓」を今一度見直してみてはいかがでしょう!
今月の言葉(7月) 「父の背中」
「父の背中」
だいぶ小さく、丸くなったなぁ。
二人乗りの自転車の背中はとてつもなく大きかったのだが、
今は、ずいぶん小さく見える。
それでも、威厳がある。真似しようと思ってもなかなか真似が出来ない。
群集に紛れていても「父の背中」を間違えることはない。
それは、「父親」をやりきったからだ。
ひとつのことをとことんやりきったからだ。
「父親」というものに肚をくくっていたのだ。ド真剣だったのだ。
尽きることのない母親の優しさは、
肚をくくった父親の厳しさが生み出したのかもしれない。
「父の背中」は強く、潔く、そして尊いものだ。
仕事や経営において、大きなビジョンを実現する過程には様々な障害がある。
現代の厳しい経済環境の中で、片手間で仕事をこなすくらいでは、爆発的な成果を上げることは難しい。
新商品の開発や新しい販売方法、新規事業への参入などライバルも必死であり、父のように肚をくくって仕事に取り組まなければ淘汰の一途を辿る事になる。
肚をくくるとは、責任を負うことである。
常に当事者意識を持ち、何事も自分に厳しく、やり切ることが責任を全うすることである。
責任を全うする、それは成果創出の第一歩である。
目標達成への心からの承認や達成感は、一切の妥協をせず、逃げたくなるような厚い壁をぶち破いた向こう側にあるはずだ。
今月の言葉(6月) 「出会いの力(不思議)」
人生は出会いと別れの連続といわれます。
私たちは、これまで様々な人との出会いがあり、めぐりあいがあって今ここにいます。
この地球に何十億という人間社会の中で、会い難き縁に触れ、今ここに生きています。
先日、外食産業を多角的に事業展開しているワタミ株式会社の創業者、渡辺美樹氏がテレビ出演しているのを拝見しました。
「夢に日付をつけて、夢を叶えている」という話の内容でした。
社員も「夢を持ち、夢に向かって、夢を叶える」ため、仕事に励んでいるとのことです。
大変感動しました。
しかし社員の方々は、最初から夢を持っていたのでしょうか?たとえ持っていたとしても、同氏の言う「夢に日付をつけて」いたでしょうか?
おそらく社員の皆さん方は、同氏との出会いとその実践によって初めて、夢を持つことの大切さ、夢に区切りをつけて計画的に生活していくことの大切さを教えられ、それに気づいたのではないでしょうか。
相田みつをさんの作品の一つに、「めぐりあい」があります。
『めぐりあい
あなたにめぐりあえて ほんとうによかった
ひとりでもいい そういってくれるひとがあれば みつを』
一刻一刻時の流れの中で、様々な人との出会いにより人生に気づき、そして精一杯生きてこそ、自分の一生を悔いなく生きていくことができます。
出会いめぐりあう、その瞬間瞬間が一期一会であり、生きる力であります。
相田みつおさんのように素直な気持ちで、「出会いの力」に心から感謝したいものです。
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